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2019年7月 5日 (金)

2019年07月01日

2019年07月01日
 〇今年も後半戦に入りました。毎年のことですが、重苦しい梅雨空が続いています。日差しは、全く望めないのですが、孫達が泊まっていったので、シーツ等の洗濯物が溜まって居ましたので、2回に分けて洗濯し、乾燥機にかけました。乾燥機は、非常に時間が掛かるので、年に数度しか使わないのですが、今日は、1日に2回も乾燥機を使いました。9時頃から洗濯を始めたのですが、全てが終わったのは、午後3時過ぎでした。お陰で、映画「家族はつらいよ」の1,2を見てしまいました。長くソファーに座りすぎて、腰が痛くなってしまいました。
 〇3時過ぎから、昔道を辿って、中河原の駅まで歩きました。帰りは、土手を歩こうと思ったのですが、ポツリポツリの雨が、本降りの雨になったので、チューバスで我が家に戻りました。この一週間ほど、まともの歩いていないので、欲求不満が溜まっています。
 〇夜は、誕生会の日から飲み始めて、何の問題も無かったので、晩酌を楽しみました。食べると言うことも楽しくなり、「酒は人生の友」を改めて噛み締めました。

「酒ありて 一日の閉め 心待ち 飯も旨いし 酒は我が友」

07月02日
 〇昨日、墓を管理している寺から、墓の様子を写真に撮った手紙が届きました。大きな木の枝が伸びているので、根から引き抜いて欲しいとのことでした。若し、その作業を寺に委託する場合は、5,400円との見積もりが、同封されていました。
 〇墓の木を抜くだけで5,400円馬鹿らしい、何時も飲んでいるワインが、10本も買えるので、墓掃除に行ってきました。墓までは、高尾山口から、梅の木平の方まで歩かなければなりませんが、昨日の空と違って、比較的明るい空だったので、行く気になったのです。墓に着いたら、墓は送られてきた写真の通りでした。墓に生える木だから、大した事は無いと思って、園芸用のシャベルと生け花用の鋏だけを持っていきました。しかし、持って行ったシャベルでは、根の方が、掘れない状態でした。根が石の間に入り込んでいたのです。鋸を持って行くべきでした。仕方なく、木を途中から折って、幹の皮を全部剥いてしまい、立ち枯れ状態のする事にしました。この作戦は、一応成功しましたが、大汗をかいて仕舞いました。まー、暫くは寺から文句を言われることはないでしょう。
 〇墓掃除を済ませて、近くの「うかい竹亭」に行ってみました。石垣の苔が厚みを増して、とても綺麗でした。「うかい竹亭」から少し先、谷戸の一番奥に、足を伸ばしました。何だか、とてもすっきりして違和感がありました。そうです、此処には、3階建ての立派な介護老人ホームがあったのです。今は更地になっており、それで、違和感を覚えたのでした。何故、建物を壊したのか、詳しい理由は分りませんが、人気の無い谷戸の奥の老人ホームは、何となく癩病の隔離病院を思わせました。
 〇思いがけなく、この更地で、沢山の贈り物を貰いました。更地の土の上で、ミヤマカラスアゲハの求愛シーンをじっくりと見せて貰いました。更地の周りには、以前は老人達が歩いたのでしょう、山際に小径が残っていて、紫陽花、南天、クチナシ等が花を咲かせ、イチジクが、実を付けていました。ここに居た老人達も、楽しんでいたのでしょう。紫陽花や南天などは、人が手入れをしないので、沢山の蜘蛛の巣があり、銀の水玉が紫陽花の首飾りになっていました。以前畑だった所には、赤ジソ、青ジソが沢山生えていましたので、赤ジソを少し分けて貰いました。帰り道の石垣では、5枚葉と2枚葉の蔓性の草が、とても魅力的でした。マタタビやムラサキシキブの花も咲いて居ました。矢張り、外を歩くと、色んな事に出会いますねー。
 〇梅の木平から高尾山口に戻る時、虎の尾が沢山咲いていたので、写真を撮っていたら、「これから先、道は無いぞ、此処は俺の屋敷内だからな」と私よりも年上のお爺さんに叱られました。確かに、川沿いに細い道があったのですが、爺さんの屋敷に行く道が、広くて立派だったのです。色々ありましたが、高尾山口へ戻り、林野庁の展示場や、以前孫達と来たことのあるクラフト作成場を見ました。何か一つ作品を作ろうかと思って、木の実や様々な材料を集めていたら、材料を作っていた小母さん(林野庁の役人)がやって来て、「実は、クラフト作りは、4時までなんですよ、あと20分で作れますか」と言われ、取り敢えずクラフト作りは、止めることにしました。しかし、その後4時まで、小母さんの自然のバラエティーに関する持論を、聞く羽目になりました。
〇その後、ビジターセンターに立ち寄り、ケーブルカー乗り場の前の店で、「棗チップ」を買い、別の店で、フクロウの鳴き声を吹くことが出来る「ふくろう笛」を買って、我が家に戻りました。午前11時過ぎに家を出て、午後5時過ぎに我が家に着きました。
〇貰ってきたと言うべきか、盗んできたと言うべきか、赤ジソを茹でて、赤ジソ水を作りました。最近は、作りませんが、以前は良く作っていました。何の味付けもせず、冷やすだけで、すっきりとした飲み物になります。健康にも良いそうです。

「せせらぎを 眺める紫陽花 風情あり 好きになれない 山盛り紫陽花」
「梅雨の雨 白く砕けて 流れ落つ 高尾の川も 深山渓谷」
「河原から 舗装道路に 居を移し 優雅な物腰 荒地花笠」
「白滝の 飛沫浴びつつ 花咲かす 赤芽柏の 希なる勇姿」
「梅雨時の 霞の中で 雅なり 名前負けせぬ 紫式部」
「墓の中 赤き梅の実 ただ1つ 食べておくれと 誘うが如し」
「もう君が 我が目疑う 女郎花 これから夏が 来るというのに」
「緑濃き 夏の林に 白き葉の 独り際立つ マタタビの木」
「梅雨時に 苔生す石垣 仲間呼び 緑の下地に 野草の展示」
「深山で 黒衣に瑠璃の 帯巻いて 愛の告白 アゲハ蝶かな」
「紫陽花に 蜘蛛の巣団地 出来上がり 花も装う 銀の首飾り」
「霞濃き 高尾の山を 背に負いて 美容柳の 黄金が光る」
「谷戸の奥 ひっそりと咲く 梅雨草の 雨を楽しむ 姿見惚れる」
「松の木の 蜘蛛の巣団地 高層化 銀のベランダ 空へ届かん」
「繁る葉の 奥にひっそり 白き花 二輪並んで 仲良しこよし」
「背の曲がる 老人一人 草むしり 働く姿 我は見るだけ」
「石垣に 子の手蔓の葉 垂れ下がる 君を伝いて 雫が落ちる」
「二枚葉が 並んで下がる 君の名は 教えてくれれば 皆に伝えん」
「藁葺きの 苔生す屋根の 重たそう 大和国の 侘びさびあれど」
「草陰を 匍匐前進 虎達の 姿見えねど 白尾が揺れる」
「庭先の ペレペラ嫁菜の 蜜を吸う 君は馴染みの 紅シジミ蝶」
 
07月03日
 〇今日も、比較的明るい空でしたので、近場ではありますが、色々な所を通って、谷保天神まで歩きました。約2時間半掛かりました。少々疲れたので、谷保天神からは、バスで帰りました。
 〇我が家の前から、石田大橋までは、草生す河原の道を歩きました。この河原道は、ハルシャギク、ハルジョオン、メヒシバのような細い穂を立てた草の天下でした。テリハノイバラもまだ頑張っていました。早咲きの藪甘草もありましたが、蕾は山ほどありました。次は、藪甘草の天下になるのでしょうか。可愛いトンボの写真も撮れました。石田大橋の近くは、殆ど土のない砂利場になりますが、この地のハルシャギク、ハルジョオンは、どれも背が低く、高山植物のように可憐でもあり、その必死さには、逞しさも感じました。
 〇石田大橋から立川根川との合流点までは、土手の上を歩き、クロアゲハ、
ジャコウアゲハ、紋白蝶の写真が撮れました。
 〇矢川の源流である矢川緑地は、湿地帯にマコモが背を伸ばし、榛の木が緑の種を付けていました。榛の木の実は、何時も見ているのですが、花を見た記憶がありません。森の下には、ヤブミョウガが広がっており、一斉に花を咲かせていました。
 〇矢川緑地から矢川に沿って歩きました。普通に歩けば、30分足らずで、府中用水との合流点まで歩くことが出来ます、途中から、川沿いの道が無くなってしまいます。合流点の直前は、障害児教育の滝野川学園の敷地内を流れています。散歩から帰った子供達が、不思議そうな顔をして、私を見つめていました。見知らぬ私が、怖かったのかも知れません。
 〇滝野川学園から、南養寺を経て、国立郷土文化センターに拠りました。此処は、見るべき物が少ないので、普通は素通りするのですが、今日は、「国立の災害」という特別展をやっていたので寄ってみました。行ってがっかりしました。小さな部屋に、関東大震災の写真が数枚展示され、説明書きがあっただけでした。国立は、災害の少ない所なのでしょう。
 〇文化センターから、ヤクルト中央研究所の脇の崖下(ハケシタ)の道を通って、城山公園に出ました。この道には、常磐露草が沢山咲いていました。城山公園は、特に見るものは無く、そのまま谷保天神へ行きました。この前、金の亀が居た池には、金の亀も錦鯉も居なくなっていました。何をしているのでしょうかねー。
 〇谷保天神からは、バスで帰り、近くのスーパーで酒の肴を少しだけ買って、家に戻りました。4時過ぎでした。その後、6時半頃から、色んな話をしながら、久し振りに次男とゆっくり酒を飲みました。

「多摩川の 緑の土手を 彩りぬ 藪は無くとも 朱き藪甘草」
「細き草 簾の奥に 波斯菊 多摩の河原に 麗人見たり」
「多摩河原 我が背を越えて 密生す 河原を制した 荒れ地花笠」
「イタドリも 蕾の列を 立て始め 夏も盛りへ ひた走るなり」
「梅雨時に 咲いても月は 見えないぞ 慌てん坊の 月見草かな」
「砂利道に 根を下ろした 波斯菊 背丈も伸びず 生きるに必死」
「薄暗き 矢川緑地の 森陰に 今満開の 藪茗荷かな」
「手を繋ぎ 暗き森陰 花咲かす 白き三菱 常磐露草」
「この年に 生まれ育った 土地の子の カルガモ四羽 矢川を泳ぐ」

07月04日 
 〇朝から雨でした。午後には止みましたが、今にも降り出しそうな雨雲が、空を覆っていました。散歩に出る気になれず、午前中は日記を書き、午後は、テレビを見て過ごしました。今日は、1歩も外に出ませんでした。
 〇午後、成瀬巳喜男監督、高峯秀子主演の映画「浮雲」を見ました。原作は林芙美子、脚本は水木洋子、何れも一時代を代表する人達でした。1955年に公開されたそうですが、私は初めて見る映画でした。戦後の混乱期を生きた、女の生き様を描いた映画でした。林芙美子の「花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき」という言葉を、そのまま映画にしたようなものでした。終戦直後の様子が良く出ていましたが、高峯秀子の顔や雰囲気が清潔過ぎて、生きるためにパンパンまでもやった女の苦悩が、伝わってきませんでした。男の生き様も、何だか変で現実味が無く、私には理解できませんでした。終り方も、感動的ではありませんでした。戦後は、私の年と同じだけの月日が流れました。終戦直後の時代は、遠い過去になってしまいました。時代背景が、余りにも変わってしまいました。この映画で、そのことを痛感しました。

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