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2018年11月11日 (日)

2018年11月10日

2018年11月10日

 

 久し振りに素晴らしい朝でした。富士もばっちり見えました。両側に裾野のような白い雲が有り、供え餅のような富士でした。

 ニュースで、ホンジュラスから米国を目指す移民キャラバンが、メキシコに到着したと言っていました。移民キャラバンの中の一人の発言では、ホンジュラス国内で迫害を受けたわけでは無く、単に働き口を求めているとのことでした。つまり、難民ではない訳です。かつ、米国から事前の入国許可を受けていないわけですから、所謂、トランプ大統領が排除したいと主張している、不法移民となる可能性が極めて高いと思います。不法移民対策には、多くの人員と経費を必要とします。米国にとっては、非常に困った問題なのです。従って、トランプ大統領の言い分には、それなりの根拠があるわけです。しかし、通常不法移民する人達は、国境までは、ひっそりと移動したものです。それが、表だったキャラバンとなり、ニュースで取り上げられ、移動用のバスを出せ等と、理不尽なことを言っています。何か、裏があるような気がしてなりません。共和党が中間選挙で勝つための、企みでない事を祈ります。

 私は、約30年近く前、メキシコに居たことがあり、メキシコ側のティファナと米国のサンディエゴの間の国境の金網を、這い上って毎日のように、何十人もの不法入国者が米国に侵入する現場を目撃したことがあります。その内の多くは、米国の官憲に捕まり、強制送還されるのですが、僅かの人は逃げ延びて、米国に住着くことになりました。人手を必要とした、米国の企業等が、彼等を上手く利用したのです。当時のメキシコに「米国は嫌いだけど、米国無しに生きてはいけない」と言う言葉がありました。それ程、メキシコと米国の間には、経済格差がありました。メキシコに限らず、中南米のどの国においても、この関係が有りました。そして、この格差の裏には、陰に陽に、米国の中南米に対する、経済支配があったのです。

 この経済格差には、種々理由がありますが、それは次の機会にして、世界的な経済格差、自国内の格差拡大は、社会や政治のあり方にも影響を与え、米国にトランプ大統領、ブラジルにボルソナロ大統領を生むことになりました。何度も言いますが、自国第一主義、排他主義のポピュリスト政治が、またしても頭をもたげているのです。

 

 今日は、朝から素晴らしい富士が見えたので、高尾山に行って来ました。本当は、奥多摩に行く予定だったのですが、イタリア時代の友人から、イタリア産のオリーブオイルを、今日の午前中に附くように送ったと言われたので、オイルを受け取るまで、外に出られず、奥多摩は次に伸ばすことにしました。

 午前、11時少し前にオイルが届いたので、11時15分に家を出て、12時15分頃に高尾山口に着きました。ある程度予想はしていましたが、凄い混雑でした。ケーブルカー乗り場には、長蛇の列が出来ていました。歩いて登ろうかと思いましたが、ケーブルカーは、7分間隔で運転されているとのことでしたので、20分待って、3台目に乗ることが出来ました。紅葉の時期ならば、ケーブルカーの両側は、朱く色づいた紅葉が歓迎してくれるのですが、まだ、紅葉までには、2週間はありそうでした。矢張り、この前行った日向山とは、随分紅葉の到来に開きがあります。

 ケーブルカーを降りて、頂上まで歩きましたが、道は、上り下りの行列で埋まっていました。新宿の歩道を歩いているようでした。頂上は、富士は見えず、びっしりと人で埋まり、食事をする場所さえありませんでした。頂上付近でさえも、紅葉した木は、僅かでした。高尾山では、多摩地方の稜線が紅葉し、縞模様を作りながら、東京都心に向けて延びていく光景が一番好きなのですが、多摩地方は、未だ緑の丘でした。今回の高尾山は、フライングでした。どうせ同じ苦労をするのならば、紅葉の時期に行くべきでした。

 紅葉は、外れでしたが、石楠花の花と蕾をみました。この秋は、季節外れの花を見るのが、楽しみの1つになりました。下りは琵琶滝コースを歩きましたが、薄着をしてきた積もりだったのに、汗だくになりました。まだ、時間があったので、高尾599ミュージアムで、高尾山の動植物、昆虫の展示を見てきました。

 高尾山に行くと必ずお邪魔していた、大学時代の職員の方も、今年亡くなり、高尾での楽しみが、1つ減りました。棗のスナックとムカゴを買って、我が家に戻りました。バスから降りて、東の方を見ると、大きな白い雲が、衝立のように並んでいました。目の前に、ヒマラヤの山が引っ越してきたようでした。西の空は、夕焼けに染まり、新月から生まれたばかりの細い月が輝いていました。自然が作り出す、見事な風景に感動しました。風景を見ながら涙を流すと言われた、作家の気持が分りました。

我が家に着いた時は、5時過ぎていました。次男は仕事を変えるらしく、今月は、家に居ることが多く、昨日今日と、次男と一緒に日米野球を見ながら、晩酌をしました。

 

「高尾山 紅葉見ずして 人を見る 山とは思えぬ 人の行列」

「晩秋に 石楠花の花 高尾山 蕾もありて 後に続くや」

「白雲の 巨大な塊 並び立ち ヒマラヤの山 眼前に見る」

「白雲に ここまで来れると 見栄を張る 天空飾る 鋭き三日月」

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