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2018年11月30日 (金)

2018年11月29日

2018年11月29日

 

 今朝は、雨の予報でしたが、既に雨は上がっていました。昨晩の雨も大した事は無かったようです。道路の濡れ方が僅かでした。

 今日は、早めに日記を書き上げて、この前、山の仲間と歩いた「よこやまの道」を、反対方向に向かって歩いてきました。ついでに、町田市の薬師池公園に紅葉狩りに行って来ました。

 今日の散歩の出発点は、この前と同じ唐木田でした。11時頃に唐木田に着き、よこやまの道を、西端に向けて歩き始めました。どうも、歩き始めた所が、町田市と多摩市の境界線と同時に、分水嶺になっていました。ずっと自動車道を、坂道を下る感じで、歩きました。最初に現れたのは、川崎水道の建物でした。なんで川崎なんですかねー。まさか、川崎の方に下りて来たのではないか、そんな心配にかられました。それから、更に下ると、長い谷戸が続き、民家が点々と繋がっていました。何処で、よこやまの道の西端を過ぎたのか、気がつきませんでした。自動車道から脇道にそれて、古民家を訪問しました。紅葉と花の古民家で、黄花秋桜、菊、山茶花、秋明菊に似た花が、所狭しと咲いていました。別の道の古民家も訪れました。本当に古い古民家でしたが、公園に移築された古民家と違って、人が生活している古民家でした。濃淡の違う何種類かの紅葉に囲まれた、素晴らしい古民家でした。自動車道に戻って、少し歩くと「山の端」というバス停が出て来ました。図師から町田ターミナルへ行くバスでした。バス停の名前が、気に入りました。この辺りは、確かに山の端でした。

 バス停から、少し歩くと、大泉寺が出て来ました。山門まで、ちょっとした桜の参道があり、下草の中に、タンポポ、春紫苑(恐らく)、白百合、仏の座、秋のノゲシ(野芥子)が咲いていました。紅葉を脇に従えた山門は、実に立派でしたが、本殿は、新しく建て直された物でした。庫裏に行って、御朱印を頼むと、印刷したものしかないと言うので、その御朱印を貰いました。帰り際に、山門の近くで、首を切られた多くの地蔵を見ました。廃仏毀釈の残骸だと思います。顔の代わりに石を載せた地蔵や、首無しの地蔵、斬られた頭を乗せた地蔵などが置かれていました。残っていた地蔵の顔は、どれも優しい笑顔の良い顔をしていました。

 大泉寺を出ようとしたら、階段があったので、登ってみると、二つの神社がありました。一つは何処にでもある神社でしたが、もう一つは、昔風の建築で、立派な神社でした。神社の名前がなかったので、恐らく、大泉寺の中の神社だと思います。大泉寺を出たら、直ぐに横に、上根神社(かさねじんじゃ)がありました。最近作られたばかりの神社でした。後で調べて見たら、この神社も、元は大泉寺の鎮守社だったそうです。

 元の車道に戻って、歩いていると山の端に、大きな公孫樹が見えました。暫く、山の端の昔道を歩きました。未だに、谷戸の田畑を耕す農家が幾つもありました。畑の真ん中に、公孫樹のある小さな神社が見えました。畔道を辿って、神社に行きました。所が、この神社も名前がありませんでした。丁度、犬と散歩してきた古老に聞いてみると、小山田神社との事でした。この地域は、小山田地区ですから、「村の鎮守の神様」です。おらが村の神社で、誰もが知っており、名前など必要なかったのでしょう。

 この神社の近くに、清流が流れていました。これまでも、所々で細いながら川の流れを見て来ました。今日の出発点の所は、分水嶺で鶴見川の源流と言われていますので、若しかすると鶴見川ではないかと思いました。それから、暫く歩いて、図師大橋まで行くと、下を流れているのは、鶴見川だと書いてありました。どうやら、今日は、鶴見川の源流域を歩いて来たようです。川の完歩が好きな私としては、思いがけない良き日になりました。

 図師大橋の所から、バスで野津田車庫に行き、そこで町田駅行きのバスに乗換えて、薬師池公園に行きました。この公園は、梅、菖蒲、蓮、紅葉で有名な公園です。今日は、正しく紅葉の盛りでしたが、午後2を過ぎていましたので、先ずは紅葉を楽しみながら、お握りとビールを楽しみました。摘まみに鶏の干物を持ってきていたのです。缶ビールでしたが、実に美味しく飲めました。昼食が済んでから、ゆっくりと園内を歩き、紅葉狩りをしました。色合いの違った紅葉が池の端に植えられ、山の小楢等の黄葉とも見事に調和していました。移設された古民家と紅葉も良い雰囲気でしたし、薬師堂の大銀杏も古刹を引き立てていました。紅葉を映す池には、留め鳥となったカイツブリの他に、キンクロハジロが渡って来ていました。もう少し光があれば、申し分なかったのですが、午後から、曇り空になってしまって、残念でした。

 帰りは、小田急線町田、新百合ヶ丘、永山、バスで聖蹟桜が丘と乗り継いで、我が家に戻りました。5時近くになっていました。エリンギ、豆苗を炒め、イカフライ、手羽中、アヒージョの残りで、赤ワインをじっくり飲みました。

 

「よこやまの 尾根を下れば 谷戸の里 ニュータウンの 荒波避ける」

「山道の 奥に佇む 古民家を 色とりどりの 紅葉が飾る」

「大泉寺 門へと続く 参道に あちらこちらに タンポポの花」

「タンポポの 綿毛が白く 路地に立つ 綿毛飛ばすは 木枯らしなりや」

「紫の 君は確かに 春紫苑 小春日和は 早春擬き」

「春紫苑 ロゼットからの 立ち姿 冬越す準備の 最中でなきや」

「君もまた 小春日和に 花咲かす タンポポ見つつ 白百合の花」

「黒ずんだ 山門飾る 紅葉かな 門に触れなん 赤き枝先」

「首斬られ 地蔵の頭は 丸き石 谷戸の奥にも 時代の荒波」

「谷戸の里 畑の真ん中 神社あり 畔が参道 村の鎮守さま」

「山の端に 紅葉背にした 古き家 小川せせらぐ わらべうたの里」

「谷戸の川 流れの先は 鶴見かや それでは君は 鶴見川かな」

「晩秋に 炎が揺れる 薬師池 遠来の客 今年も来たり」

「苔の上 赤く降り積む 紅葉葉を 拾いつ歩く 老婆が一人」

「藁屋根の 屋敷を隠す 紅簾 透けて見えるは 御殿の如し」

「薬師堂 境内埋める 公孫樹の葉 誰もが歩ける 黄絨毯かな」

「晩秋の 赤き水面に 銀の輪を 幾重も広げる カイツブリかな」  

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