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2018年10月15日 (月)

2018年10月14日

2018年10月14日

 

 今朝は、曇りではなく、雨が降りました。関東地方は、他の地方より、統計的に晴れの日が多いとされていますが、今年は反対になっているのではないかと思ってしまいます。

 今日は、昨日の公開講座の影響もあって、半世紀近く訪れていない、ノスタルティックな所へ行って来ました。吉祥寺の井の頭自然文化園です。以前は、単なる俗称だったのかはっきりしませんが、井の頭動物園と言っていたと思います。

 1968年、昭和43年に長男が生まれ、その年から、吉祥寺にあった職場の寮に住むことになりました。当時、私は23歳で、駆け出しの社会人でした。当然給料は安く、給料だけでは家族を養える状況ではありませんでした。ただ、職場は、その当時日進月歩していた、コンピュータ部門だったので、毎日、残業があり、泊まり込みも日常茶飯事でした。それで、生活が出来たのだろうと思っています。今になって、妻子には、大変な苦労を押しつけたと思っています。風呂もない6畳3畳のアパートでの、貧乏暮らしでした。一緒にいることも、とても少なかったのです。罪滅ぼしのように、日曜日に、井の頭公園や井の頭動物園に行くことが多かったのです。吉祥寺には5年間住みました。住み始めて3年目には、次男も生まれました。とてもハードな人生の船出の時期でした。しかし、責任ある仕事も任され、コンピュータに取り憑かれたような日々で、私にとっては、充実した日々でした。

 今日、井の頭動物園に入ると、日曜日でもあり、園内は家族連れで混雑していました。日曜日の混雑は、以前も同じでした。園内の木々の感じ、列を成した檻等、殆ど変わっていない印象を受けました、今日ほどではなかったと思います。昔をなぞって歩いてみましたが、子供達が一番喜んだ、象のはな子の居た場所が、分りませんでした。象のはな子は、色んな事で話題になり、日本で最年長となる70近く迄生きて、誰にも愛されながら天寿を全うしました。その象舎は、更地になってしまったようです。その後、井の頭動物園は、外国から珍しい動物を連れてくるのではなく、身近な動物との触れ合いを大事にする動物園に変わったようです。モルモットコーナー、ヤギ舎、リスの小径は、動物に触ったり抱いたり出来る所で、行列が出来るほどの人気の場所になっていました。モルモットコーナーで、モルモットを抱かされて固まってしまった男の子や、笑顔がとても素敵な外国人の父娘を見ました。以前と一番変わったのは、外国人が増えた事と、子育てに心から協力するイクメンの優しさではないかと思いました。リスの小径では、リスに触れるのは難しいのですが、直ぐ目の前の木や、足下をリスが駆け回っていました。子供達の完成が響いていました。小さな森が全部檻になっていて、その中に入ることが出来ました。檻の上の方は、開いている所があって、ヤマガラが、リスの餌を食べに入って来ていました。久し振りに野鳥のヤマガラを見ました。係員に拠れば、ヤマガラはリスの小径の同居鳥だそうです。

 動物園の一角、リスの小径の近くには、長崎の平和祈念像の作者である、北原西望の立派な展示館、彫刻A館、彫刻B館、アトリエ館が出来ていました。以前は、彫刻が少しと、平和祈念像の原型が飾ってある木造のアトリエだけでした。長崎人である私は、平和祈念像の作者が、近くに居ることにとても感動したものでした。多分、北原西望の作品の複製だと思いますが、「将軍の孫」など、東京の色んな所で、彼の作品を見ましたが、何処で見たのかを忘れてしまいました。

 動物園を見て、水生園に行ったところ、入口の前で、大道芸人が大道芸をやっていました。これが話も上手いし、芸も達者だったので、ついつい最後まで見てしまいました。最後の芸は、高い1輪車に乗り、刀2本とリンゴを投げ回しながら、リンゴを食べる芸でした。リンゴにかぶりつくと、観客から「オ-」という歓声が漏れました。これが、大堂芸人に対する一番の褒め言葉のようでした。大道芸人の顔が、とても得意げでした。誰も動画に撮っていないので、私も撮りませんでしたが、少し残念でした。

 水生園は、今年見たばかりでしたので、さっと見て、井の頭池のほうに出ました。池は、ボートで埋まっていました。井の頭公園は、以前から人気のある公園でしたが、これ程の混みようではありませんでした。公園から、駅へ行く道も大変な混雑でした。私が、大学1年生の時、初めて吉祥寺に来た時は、鉄道は高架ではなく、駅舎は、大正時代を思わせる、古い木造でした。そして、私が住み始めた頃には、既に高架となり、高架下の商店街も出来ていました。確か、ロンロンと言っていたように記憶しています。時代の変化とは、凄いものだと改めて思いました。

 国立から我が家の方に戻り、近くの西友で買い物をして帰ると、6時を過ぎていました。野球のクライマックスシーリーズ、ヤクルトー巨人の第2戦が始まっていました。この試合をゆっくり見るために、酒の肴を何種類か買って来たので、今日は、日本酒で晩酌をしながら、試合を楽しんでいると、仕事が休みの次男も加わりました。贔屓のヤクルトは負けてしまいましたが、巨人の菅野投手がノーヒットノーランの偉業を達成する瞬間を見る事が出来ました。次男も巨人不安ではなく、高橋監督は嫌いなのですが、菅野の実力は認めていました。

 

「想い出が 形を変えて 目の前に 同じも嬉し 違いも嬉し」

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