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2018年7月12日 (木)

2018年07月11日

2018年07月11日

 

 今朝は、霞の強い地平に、青い富士が薄らと見えました。富士山の山開きは済んだようですが、今年の登山客は、例年より大分少ないようです。

 テレビのニュースに拠れば、横浜のある病院で、80歳を超える高齢の患者の点滴に、消毒薬を混ぜて複数殺害したとして、看護師の女性が逮捕されました。殺害された患者達の、病院内での状況について詳しいことが報じられていませんので、推測の域を出ませんが、自分で食事をする力、つまり自分で生きる力がなかったのではないかと思われます。この病院が、終末医療の病院だと言われているからです。

 私は、この看護師が、殺した患者に強烈な恨みがあったとか、あるいは、愉快犯的精神異常者とは思えず、何等かの形で楽にしてやりたいとの、病院側の暗黙の意思もあったのではないかと思っています。以前にも書きましたが、自分で生きる力のなくなった高齢者の安楽死の問題は、もう少し真剣に議論して良いのではないかと思っています。私自身は、尊厳死協会に入会し、延命治療不要との宣言をしています。消極的安楽死だと思っています。私は、一歩進んで

、自分の意思で、安楽に死ねる薬を飲む事が出来る、積極的安楽死が出来れば良いと考えています。

 日本では、積極的安楽死は、自殺だとされ、周囲の家族が自殺に追いやったとして、世間が残った家族を非難する傾向にあります。残った家族を苦しめるのであれば、積極的安楽死を、本人が選択出来ない事になります。このような、世間の考え方を変えるのが、今後の大きな課題になると思います。「年を取ったら、誰もが、他に迷惑を掛けずに死ね」と、他者が、陰にも陽にも死を強制するのではなく、あくまでも、自分の意思を尊重する、そこをどう確保するかが、一番難しいのだろうと思います。年を取ると、自分の意思を表現出来なくなることも多くなります。事前に意思表示をすること、そしてその意思表示が有効であるとの、判定の仕方も議論の余地があると思います。

 今日は、娘から頼まれた、前妻の着物の染み抜きが、どの程度の費用で出来るか、見積もって貰うことにしました。この前、散歩の時に見つけた、聖ヶ丘センターにある「着物のお手入れ工房 ドレッセ」に、着物を持って行き、見積もって貰いました。この前も話をした、白髪のお婆さんが、見積もってくれましたが、洗いと染み抜きで、1枚約、1万5千円程度でした。ある程度予想はしていましたが、矢張り、これから何度着るか分らない着物に、投資すべき金額か迷ってしまい、即断はしないで持って帰ることにしました。

 帰りは、聖ヶ丘センターから、大谷戸公園、桜が丘公園を回って、聖蹟桜が丘まで歩いて帰りました。桜が丘公園の小さな池では、塩辛蜻蛉のカップルが成立し、雄と雌が繋がったまま、独特の飛行をしていました。ヤマユリ、ヤブミョウガ、ギボウシ等の花が、緑の森の中で白さが際立っていました。連光寺坂の家の庭で、とても華やかな赤い色をした百合を見ました。後で調べたら、グロリオサという百合の仲間でした。別名、ユリグルマ、キツネユリですが、栄光の百合、炎の百合とも言ったりするそうで、ジンバブエの国の花だそうです。

 夜は、酒を飲みながら、仕事がまだ決まらない次男と、野球のヤクルトー巨人戦と、ウィンブルトンテニスの錦織―ジョコビッチ戦を見ました。錦織は随分頑張りましたが、残念ながら力の差がありました。

 

「緑蒸す 森の小径の 山百合の 木漏れ日浴びて 白さ際立つ」

「丘の裾 猫の額の 池の中 塩辛蜻蛉の 恋は成就す」

「壁際に 朱き炎が 燃えさかる 炎の百合の 火事騒ぎかな」

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