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2016年11月 1日 (火)

2016年10月31日

2016年10月31日

 

 夜明けの頃は、晴れていたのですが、やがて雲の多い空に変わりました。今日も1日、晴れとは言い難い天気でした。今日で10月が最後になります。恐らく、誰もがそうだと思いますが、10月は、季節が冬に移行するのに、抵抗している月のように思えます。10月ならば、寒い日のあり暖かい日もあると思いますが、11月に入ると、冬は間近で、寒いのは当然だと思ってしまいます。

 我が家のベランダには、最近、散歩で拾得した、棗と鬼胡桃の実が、干してあります。これらを見ながら、子供の頃、山から色々な物を採って来た時の充実感に浸っています。何故、このような充実感を覚えるかと言うと、私の子供時代は、戦後の食糧難の時代でしたから、山で拾ったものは、私の口に入っただけでなく、時には家族の口にも入りました。特に栗はそうでした。沢山拾得物があると、持って帰って、家族に見せるのが楽しみでした。その時の得意絶頂の感じが、この年になっても、充実感を呼び起こすのだろうと思います。

 今日は、私の机の前の壁を叩く音がうるさくて、日記が思うように書けませんでした。壁を覆っているタイルを叩いて、タイルがしっかりと壁に貼り付いているかどうかを調査していたのです。接着が悪いと、今度の工事で貼り換えを行うようです。

 この音で、次男も早めに起きて来ました。コンクリートを叩く音は、頭の芯に響きます。今日次男は休みで、また飲み会に出かけるようなので、一緒に昼食をした後、私の方が先に散歩に出ました。今日は、多摩川の左岸を是政橋まで歩き、東京競馬場、大國魂神社を通って府中駅に出ました。

 四谷橋を渡らず、四谷橋を過ぎた所の河原は、例年、荻や葦の穂がとても綺麗なのですが、今年は夏の大雨で、水が河原を流れ、荻や葦を押し倒してしまいました。倒れた荻や葦の上には、アレチウリや葛が蔓延り、元々あった荻や葦は、姿が見えなくなりました。所々、倒れるのを免れた荻の白い穂が見えますが、河原のゴミのように見えなくもありません。

 京王線の鉄橋、関戸橋を越えると、アカシアの林が現われ、次に鬼胡桃の林が現れます。昨日の浅川の鬼胡桃の林よりも大きいかもしれません。手にビール袋を下げた老人が、鬼胡桃の実を探していました。ほんの少しですが、収穫があったようでした。

 鬼胡桃の林を越えると、広々とした荻の原になりました。この荻の原の、半分以上が、背高泡立草に領地を奪われていました。昨日は、小栴檀草に負けるなと応援したのですが、今日は、「もう少し分をわきまえろ」と、言いたくなりました。

 郷土の森公園を左手に見ながら更に歩くと、BQ広場、サッカー場、野球場、南武線の鉄橋を越えました。南武線の鉄橋と是政橋の間の河原は、一面の荻の原で、白い穂波が続いていました。泡立草の進出もありませんでした。変な気持ちに動かされること無く、自然に秋を楽しむことが出来ました。かなり、川の側を歩きましたが、渡り鳥は1羽も見ませんでした。

 是政橋を左折して、中央高速の下を潜り、東京競馬場の壁沿いに歩きました。壁にびっしり蔦が張り付いている所がありました。蔦が紅葉し葉を落としていました。紅葉した葉の脇に、青い実が沢山付いていました。とても良いコントラストでした。しかし、実があるということは、花が咲いたと言うことです。私は、これまで、この蔦の花を見た覚えがありません。花など咲かないと、決めつけていたのです。来年は注意して見ることにします。

 壁を回って、競馬場の正面玄関に出ました。昨日は、天皇賞のレースが行われたので、大変な賑わいだったのでしょうが、今日は人通りも無く、駐車場には1台の車も無く、閑散としていました。活躍した馬の碑がある馬頭観音を見て、ピラカンサスが、山ほどの赤い実を付けていた、妙高院の側の公園を抜け、大國魂神社に参拝して、府中駅の近くに出ました。この前と同じように、デパ地下を見物し、幾つかの試食をした後、電車で聖蹟桜ヶ丘に戻りました。

 聖蹟桜ヶ丘で、グレープフルーツ等、若干の野菜を買って、5時半には、我が家に戻りました。我が家の近くのスーパーは、米国系のグループなのに、グレープフルーツのルビーが、最近、置いてないのです。家に戻った時には、次男は既に出かけていました。

夜は、昨日買った鰤鎌を焼き、長芋の叩き(この前テレビで、擦るより叩いた方が美味しいと言っていました)、メカブ、桜ヶ丘公園のギンナンで、晩酌にしました。何時の間にか、毎日酒を飲むようになってしまいました。

 

「ベランダに 棗と胡桃の 実を干して 心を満たす 充実感かな」

「荻河原 夏の大雨 荻倒し 葛の布団の 下で穂も出ず」

「荻河原 所々に 白き穂の 葛布団から 寝間着はみ出す」

「鬼胡桃 拾う人あり 多摩河原 食糧難を 生きた世代か」

「荻河原 白と黄色の 縞模様 泡立草の 侵略激し」

「是政橋 一面白き 荻の原 白き穂波に 秋を味わう」

「競馬場 壁に張り付く 蔦の葉の 一足先に 紅葉始まる」

「蔦の葉の 赤き葉陰に 青き実の 春には花の 壁覆いしか」

「天皇賞 一獲千金 夢は去り 秋風の吹く 競馬場かな」

「赤き実も 多過ぎると 毒々し 実を付け過ぎた ピラカンサスよ」 

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