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2016年6月10日 (金)

2016年06月09日

2016年06月09日

 

 今朝は、完璧な曇り空でした。道路に水溜りが出来ていましたが、雨は夜降ったのか、朝は既に止んでいました。

 今日は、若し胃癌の手術をするとすれば、手術を担当するであろう病院の医師と会うことになっていました。一旦、9時半に癌検診センターに寄って、これまでの検査結果と医師への紹介状を貰って、10時には、隣の総合医療センターに行きました。足を踏み入れて、患者の数の多さに仰天しました。先ず、総合受付、検査結果のCD-ROMのコピー、外来診療受付を経て、実際に医師に会えたのは、11時半頃でした。最初の予約時間は、10時40分でしたから約1時間遅れました。

 先生は、坊主頭だったので、年齢が良く分かりませんでしたが、40代くらいに見えました。落ち着きのない、医師と言うよりも技師の様な印象でした。メス使い方は、旨いのかも知れません。この先生が、私の担当になるのでしょうか、現代では、患者が医師を選ぶのは、非常に難しいようでした。

これまで、何も質問する機会が無かったので、先ず、手術とかの手当てをしない場合、余命と言うのはどの程度かを聞いてみました。医師は、手当てをしないと言う選択肢があるのかと、非常に驚いた顔をしていましたが、「あなたの胃癌は、かなり進行しているので、年単位で余命があるとは、思わない方が良い」と言われました。

次に、手当てをしない場合、苦しまないで死に至ることが出来るか聞いた所、こんな質問をする患者は知らないという顔をして、「あなたの胃癌は、胃の出口の所に出来ており、進行すれば胃の出口を塞ぐことになり、食べた物が胃から出て行かなくなり、嘔吐を繰り返すことになる」と答えました。これは、聞いただけでも嫌になるくらい苦しいことだと思いました。

次に、現在、私が感じている症状は、胸と胃の上部の痛み、物を食べる時の違和感があるが、胃の手術をすることによって、この症状は治まるのかについて聞いた所、「その点については、明確に言うことは出来ない、しかし、胃癌が胃の出口に出来ていることもあり、その事が、胃の上部や食道に影響を与えていることは、充分に考えられる。何れにせよ現段階では、正確なことは言えない」とのことでした。

最後に、胃の手術をすれば、どの程度健康が回復するのか、どの程度生きられるのか聞いてみましたが、「その点については、その人次第なので、何とも言えない」とのことでした。これはその通りだと思います。

また医者の方から、「この病院で手術をする場合、予約が8月一杯詰まっているので、この点にどのように対応するか、来週、ご家族を含め相談したい」と言われました。それで来週の16日に再診の予約をして、今日の診療は終わりました。医師の様子から、私の癌は、楽観できるものではなさそうなのが分かりました。最初の検診から、私の希望的観測を打ち砕かれて、事態は何故か悪い方悪い方に進展しているように思われます。

その後、定期健康診断のように、レントゲン、採尿、採血、心電図を取って、全て終わったのは、1時過ぎでした。心身ともに疲れました。

バスで府中駅に出て、聖蹟桜ヶ丘で、遅めの昼食を食べました。ボロネーゼ風のスパゲティーを頼みましたが、半分しか食べられませんでした。最近は、沢山食べられないのですが、精神的なショックもあったのだろうと思います。今日の先生との面会で、人生の引き際を目のあたりにしたようでした。下手すれば1年、旨く行っても5~6年が限度だと思いました。

聖蹟桜ヶ丘から、我が家まで歩いて帰りました。なんだか、歩いている時が、一番精神が落ち着くようで、精神的なショックも大分落ち着きました。じたばたしても始まらない、死ぬ時は死ぬ、死ぬまで、自分が楽しいと思うように生きる他ないと腹を決めることが出来ました。

自宅に戻って、娘に今日の状況を電話しました。娘も、病状が楽観できないことを理解したようです。しかし、それなりにしっかり受け止めてくれたようです。私の子供達は、既に母親の死に向き合った経験があります。人の死で、一番影響を受けるのは、残った人間です。死ぬ当人は、死んでしまえば、それで終わりです。今、子供達は、次男を除いて子育ての最中ですから、特に、大きなショックは受けないでしょう。通常の順番が守られれば、これが、生命の連鎖です。

夜、娘が連絡したのか、外国の長男から電話がありました。日頃から、私のブログを読んでいて、胃癌であることは知っていたようですが、かなり進行していることに、驚いたようです。声が、元気そうなので安心したと言っていました。

ニュースで、市川海老蔵の妻が、乳癌で闘病中と記者会見の様子をやっていました。病気の事を記者会見で話さなければならない有名人も、大変なことだと思いました。質問する方も、答える方も困ったことでしょう。癌と言うのが、病気の原因も完全に解明されておらず、治療法が確立していない為、結局のところ、患部の除去しか方法が無い事が、多くの問題を生みます。若い女性が、乳房を切り取るには、相当の精神的葛藤があるでしょう。私のように、人生を十分に生き、癌でなくとも、老い先短い人間とは、全く違うと思います。私は、父の年より、既に10年以上、長生きしています。

 

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コメント

癌なんかに負けるな!!!
神様は六さんに味方しますよ。

投稿: | 2016年6月11日 (土) 06時17分

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